2019年5月19日 国府宮神社 月釜に参加してまいりました
今回は、国府宮神社の月釜に参加してまいりました。
松尾流第三支部の皆様によるお茶席です。
茶室は「三笑亭」にて。
お軸は「薫風」。とても力強い墨蹟で、床の間から風が吹き抜けてくるようでした。
さわやかな五月晴れの午後、和服では汗ばむような室温です。
ご亭主様も、「水屋は風が入らないので、お席が始まったときに入ってくる風で生き返ります」と仰られ、この一杯のお茶のありがたみをしみじみと感じておりました。
末席の私にお茶が振舞われる頃、外から涼やかな風が吹き込んでまいりました。
今回のお茶会も、静謐な庵での心づくしのおもてなしに五感が満腹になりました。
床の間の 薫風揺れて 茶のかほり
すみの香を のせて薫風 小間の席
国府宮神社様、席主様、お社中様皆様、ご同席の皆様、今回もありがとうございました。