2019年9月22日 国府宮神社 月釜に参加してまいりました
今回は、国府宮神社の月釜に参加してまいりました。
道具立ては、村瀬玄之先生で揃えられ、緋色を基調としたおめでたき空間でした。
お軸は、
『鶴聲秋更高』(かくせい あき さらにたかし)
「鶴が九天になく声と共に秋天はいよいよ高く澄む」
9月下旬なのにまだまだ蒸し暑く、日本の熱帯化を身に染みて感じます。
主菓子は、紅白の餡が羽二重餅で包んであり大変おいしいものでした。
席主様が還暦を迎えられるとのことで赤色を多用されておられましたが、お話の中で、
『還暦は(周囲に祝ってもらうのではなく)自分でお祝いしたい』と仰っていたのがとても心に響きました。
私も運よく還暦を迎えることができれば、お世話になった家族や周囲の人にお礼をしたいと思いました。何気ない話題の中から、先人の素晴らしい知恵を拝借できた、幸せな時間でした。
今回も、皆様に感謝です。ありがとうございました。